スタステ行ってきました!昼夜現地のはずが手違いで夜のライビュのみになってしまい、全員揃った推しユニを見逃すという今年一番の悔しい思いをしたのですが、それにしたって最高のライブでした。
ただそんな事情があって詳しい感想記事が書けそうにないので、スタステをきっかけに他のリアルライブも楽しんでほしい話をしようと思います。
現在あんさんぶるスターズ!というコンテンツでは、3種類のリアルライブが行われています。時系列順に紹介すると
・あんステ
舞台。正式名称は「あんさんぶるスターズ!On Stage」
原作アプリとは1人を除き違うキャストで、若手俳優と呼ばれる人たちが出演しています。2016年6月の初演から現在公演中のMoMまで、ライブを含め6作つくられています。公演のBD/DVD、オリジナル楽曲のCDも出ています。ミュージカルではなく、ストーリーの中にライブシーンが挟まれています。多分生歌唱です。
・スタライ
バーチャルライブ。正式名称は「あんさんぶるスターズ!DREAM LIVE」
あん「スタ」の「ライ」ブで「スタライ」。「ドリライ」と呼ぶ方もいますが、他ジャンルのライブと被るので公式略称はスタライです。3Dモデルを使用したバーチャルライブ(初音ミクさんを想像していただけるとわかりやすいかと)で、バンドのみ生演奏。2017年秋~冬にかけて1stツアーが、2018年7月に2ndツアーが公演され、今年3月に3rdが開催される予定です。1stの円盤は絶賛発売中、2ndは3月に発売します。
・スタステ
声優さんのライブ。正式名称は「あんさんぶるスターズ!Starry Stage」
こっちの「スタ」は「スターリー」のスタ。まぎらわしい。原作アプリで声を当てている声優さんによるライブで、昨年4月に1stステージが幕張メッセにて行われました。2ndが先日行われた武道館公演です。生歌ですがバンドはなし。バックダンサーさんがいます。1stの円盤は発売中、2ndは6月に昼版と夜版と両方収録したBOX版が出ます。
ちなみに声優さんライブは2017年夏にKnightsの単独ライブがありましたが、こちらは残念ながら映像化していません…私は現地に行ってませんニコ生で見ました…
どのライブもクオリティが高く、それぞれ違った魅力があり、とても楽しめるものです。ここからはひとつひとつを更に掘り下げたいと思います。の、前に。
【あんさんぶるスターズ 略称が非常に紛らわしい問題】
解決しておきたいと思います。
あんスタ→原作アプリ。「あん」さんぶる「スタ」-ズ。
まんスタ→漫画版。「まん」があんさんぶる「スタ」-ズ。
あんステ→舞台。「あん」さんぶるスターズオン「ステ」-ジ。
スタステ→声優さんライブ。「スタ」ーリー「ステ」ージ。
スタライ→バーチャルライブ。あんさんぶる「スタ」ーズドリーム「ライ」ブ。
スタフェス→原作で行われたクリスマスのドリフェス。「スタ」ーライト「フェス」ティバル。
ステフェス→あんステのライブ。他ジャンルと被るのであんステフェスと呼ぶことも。あん「ステフェス」ティバル。
ドリフェス→ライブ対決を夢ノ咲学院の制度として整えたもの。また、1stシングル発売記念に行われたキャスト登壇イベント。「ドリ」ームアイドル「フェス」ティバル。
こんなところでしょうか!わからないワードがあったら別途で聞いていただければ!
ライブの話に戻ります。
・あんステ
あんステの魅力は、個人的に「自分も夢ノ咲に来た気分になる」ことだと思います。ステでは基本的にアプリ内のストーリーをなぞったお芝居が展開され、その流れでお話に沿ったライブが行われるという方式なのですが、そのお芝居パートとライブパートの繋ぎがとても自然なのです。あんスタ世界でのライブ、つまりドリフェスは観客が点数をつけて勝敗を決することになりますが、ストーリーどちらが勝つかを知っていても、全力で応援したくなります。世界観に入り込めるという点ではあんステが一番です。生身の人間のパフォーマンスなので熱量もあり、みんなイケメンで、あとファンサがすごいです。うちわ作ってくことをおすすめします。なんでもしてくれるし、客降りがあるので結構見てくれます。通路席だとハイタッチとかしてくれます、イケメンが。
ただ、舞台の公演は客席で立つことができないので、臨場感は低いかもしれないです。心持ち観客のコールも控えめ。もっと声出していいのよ。また、原作とは1人を除きキャストが違うので、原作の演技や歌が好きな方は受け入れがたい部分もあります。最近は特に新人さんが多いので、パフォーマンスの精度も若干甘いです。役者の成長をアイドルの成長と重ねて応援できるのは良いところだと思います。
・スタライ
スタライ激推し転校生なので贔屓にならないようがんばります笑
バーチャルライブと侮らず、とにかく一回見てみてください。この中で一番原作と乖離ないライブで、キャラクターたちが携帯からそのまま飛び出してきたような感覚になります。「いる」って思います。バーチャルなので疲れたり失敗することがなく、難易度の高いダンスも難なくこなしてくれるので、安心して見られます。そしてそのダンスの癖がキャラごとに違うのがすごいところなのですが…!気になる方は私の過去記事を読んでください。また、軽率にお着換えしたり軽率にマイク生やしたり軽率に刀取り出したりと、演出がかなり自由です。イコールなんでもしてくれます。キャストを拘束しないので、言ってしまえば全ユニットが出演できます。スタライの魅力は「再現度の高さ」と「無限の可能性」です。アプリとの連携も多く、Twitterでの演出も細やかなので、ツアーを追うのがとても楽しいです。
しかしながら、バーチャルなので複数回見ると飽きるかもしれません。私は飽きないんですけど。セトリやMCが固定なので、毎回新鮮な気持ちで見たい方は物足りなく感じてしまうこともあります。当たり前ですがファンサはないです。また、会場とスクリーンの関係で、背の低い方は席によってかなり見えづらくなってしまいます。頭しか見えねえ!みたいなこともあるそうです。
・スタステ
スタステはとにかく愛の深いライブです。物販等の運営から公演の中身まで、すべてにあんスタへの愛とリスペクトを感じます。ライブは一番臨場感があります。曲中のセリフがライブ仕様に改変されていたり、客席のコールを煽られたりなど、演者さんと会場が一体になるのを体感できます。生身の人間の熱量ってすごいです。いつもCDで聞いてる声が聞こえるのは嬉しいし、みなさん本職は声優のはずなのに(違う方もいらっしゃいますが)びっくりするほどパフォーマンスが上手です。というのは、演出が上手いのだと思います。ダンスが苦手な方でも映える振付や、キャラクターらしさを残しつつも声優さん本人が着て似合う衣装に、制作側の繊細な心遣いを感じられます。演出はキャストさんたちもたくさんの意見を出し合って決めているらしいので、やはり愛にあふれた公演だなと思えます。
スタステはその性質上どうしても単価が高く、公演数が増えないのが悲しいところです…もちろん両部ライブビューイングを行ってくださったり、すぐに円盤告知をしてくれるとこなんかは救済措置だなと思っていますが。また、キャラそのものっぽさは他2つより劣ります。髪形などかなり工夫してくださっているのですが、キャラクターのライブを見たい方はちょっと違うかもしれません。
以上、長々と語りましたがあんスタのリアルライブ紹介でした。アプリではプロデューサーでも、ライブに行くと途端にファンになれてしまうあんスタってすごいですね。どれも本当に素晴らしいので、ぜひぜひ触れてみてください。私はあんスタで初めてアイドルのライブを体験したのですが、あまりにも良いのですっかりライブ中毒になってしまいました。サイリウムは上限本数持って全力で振り、声は枯れるまで出すのがデフォです。
ただどのライブもチケットが取れないんですよね!!!スタライ1公演ずつしか取れてないです……つらい……