スタライ5th幕張お疲れさまでした&あんさんぶるスターズ6周年おめでとうございます!!
どちらもめちゃくちゃめでたい。嬉しい。私の人生を支えてくれてありがとうございます。スタライに関してはまず無事に終演したことを喜ばしく思います。これで感染者が出なければ本当のゴールですね。
幕張公演、思うところはありましたが、できる限りの感染症対策をしたうえで参加してきました。30日夜はチケットが取れなかったので配信、それ以外はすべて現地参戦でした。
とっっっても楽しかったです……!!!!
やっぱり私は現地が好きだなと思いました。音も照明もなにもかもがダイレクトに体に染み込んでくる感覚は、他に変えようがないほど幸福です。配信ではカメラに抜かれなかった部分をこの目で見ることができて、本当に良かったと思っています。
もちろん今回さまざまな理由で現地を諦めた方、みなさまに敬意を表したく思います。英断だったと思います。行ったから偉い、行かなかったから偉いとかそういうのはなくて、ただその選択をしたこと、自分の行動に責任を持つことというのが、今の世界で必要なことだと考えているからです。
ただ少しでもこの記事で現地の様子が伝われば。ということで、スタライ5th幕張公演の感想を雑多に書き連ねていきたいと思います。
詳しいことはこちらに書いたので、本記事ではもうちょっと細かいところとか、現地で気づいたこととか、ダンス以外の部分の感想とかを書いていきます。
・ダンスのタイプについて
5thの感想の前に、この後の話を円滑に進めるためのお話を。
スタライのダンスの話する タイプの話 渉凪砂スバルタイプは才能!才能!!才能!!!て感じで、動きの情報量がとにかく多い 見てて理解しきれなくてキャパオーバーする 渉だけでなく三奇人はこのタイプな気がしてる
— ゆーと (@yuyuto_1) 2021年5月2日
Twitterでも軽く書いたのですが、なんとなくの分類の話です。ちなみにここで扱う「タイプ」っていうのは、誰がどのジャンルを得意かとか誰と誰の動きの質が似ているかとかではなく、バックボーンのことです。他に適切な言葉が見つからず……
まず天才タイプ。ツイートでは渉凪砂スバルを挙げていますが、零と奏汰もここだと思っています。才能の塊だ~と思うタイプで、動きの情報量がとにかく多いのが特徴です。「何やってるのかよくわからない」と思われがちなので、ぱっと見上手いと捉えにくい部分もあるかもしれません。特に凪砂は原石を磨きもせずにそのままお出しされてる感じなので、ダンスを見慣れている私からすると異次元の動きでくらくらしてしまうのですが、初心者さんには案外伝わりづらい……のかもしれません。
次にセンスタイプ。よくめちゃくちゃダンス上手い!で挙げられる、レオや日和、葵兄弟などがここに入ります。魅せ方が抜群に上手く、運動神経が良くて、才能というよりセンス。センスの良さが発揮されている人たちです。斑、光、茨、真緒なんかもここかなと思っています。とにかく運動神経が良い……体幹も強いので、体のコントロールが上手いタイプです。
最後に挙げたいのが器用タイプ。英智、なずな、夏目、つむぎ、薫など、動きが綺麗で正確だなと感じる人たちです。才能やセンスはもちろんあるのでしょうが、それを努力によって裏付けしている。基礎がめちゃくちゃしっかりしていて、安心感がある。美しさに振ると颯馬や泉、パワフルさに振ると鉄虎や千秋やアドニスになります。
今名前挙げられなかった子たちも大まかにこの3つに分類できるかなー、という印象です。ハイブリッドも存在しますね。渉は才能とセンスの両方を併せ持っているので最強です。ひびきわたるにかてない。
・fineについて
ここからは普通に5thの感想文です。まずはfineから。
実際にステージを見てものすごくファンになってしまって…!現地6回、配信含めて12回見たのに、12回全部感動してました。どの曲も完璧で満足感が非常に高いうえ、どこか親しみやすいんですよね。Edenもfineも「浴びた」という言葉がぴったりはまるのですが、fineは本当に天使の微笑みというか、天上の輝きというか、Edenが地上に楽園を創造するならばfineは天上の楽園が降りてきたみたいな。毎回この瞬間が永遠に続いてほしいと願い、終ったあとも夢見心地でした。
特に後半のセトリが大好きで。
始まりのファンタジアがすごかった話は前回も散々したのですが、やっぱりすごかった…!6回中4回は渉の定点してました。本当にすごい…ただ歩いてるだけのとこで声にならない悲鳴をあげたり感嘆のため息をついてたりしていたので、はたから見ればツボのよくわからん人だったと思います。でもそのくらい、ただ歩くだけとか振り向くだけとか、いっそ立っているだけでもすごかったのです、渉。絶対同じ舞台に立ちたくない…(笑)と思いつつも、観客としてはただのファンでした。
最後のキャロルももう…最高で…照明がとってもよくて。落ちサビで毎回泣いていました。4thで初めてメモワールを見た時も泣いてしまったのですが、人間、あまりにも綺麗なものを目にすると自然と涙が出てくるんですね。
・Edenについて
Edenのことも前回記事で散々褒めたんですけど、褒めたりないので書きます。
改めて見て精度が高いなあ…と。振付の緩急も良くて、特にAwakening Mythの2番サビ「重ね合わすHarmony 彩っていくHistory」のとこが好きです。1番とラスサビではそれぞれのパートを歌った後も余韻を残して静止しているのですが、2番はすぐに他2人の踊りに合流するんですよね。目まぐるしい感じがかっこよくて好き。伝わるかな。なんとなく2番サビは日和の振付っぽいなーと思っているのですが、日和のこと何も知らないのでこれは本当に「なんとなく」です。間奏の音ハメも、高い音のところで上体ぐるっと回すのとか鮮やか~!って思います。サビ前のクラップは当然好き。命かけて叩いてたので、家帰ってから荷解き中に聴いてる時も叩いたし、お風呂で顔流しながらも叩きました。Musicの譜面でも叩かせてほしい。
GENESISは2番サビの「中心」で凪砂が他の3人を手で操るようにぐるっと回す振付に感動しました。本当に中心じゃん!と。七種Pの采配なんでしょうか、とても好きです。
あとAdamとEveのカラーの違いもわかりやすく出てるなあと思いました。一言で言うと茨ものすごく頑張ってる。前述の通り凪砂は才能の塊で、なんにも手を加えていないので、常人が真似しようと思ってできるものじゃありません。でも茨はそれに食らいついてる。純粋にすごい…頑張ってる…って思います。茨が10使ってする動きを凪砂は1か0.5くらいでやってのけちゃうので。並ぶと力の入り方の差がえげつないほど見えるので、途中茨に感情移入して泣きました。友人と茨〜茨はがんばってるよ〜!って言いながらホテルに帰りました。
その点Eveは、というかジュンくんは、頑張っていることに変わりはないのですが無理してる感じはしなくて。というのも、日和が人に合わせるのものすごく上手いんですよね……同じセンスタイプ、ダンスが上手いとよく言われるレオは基本合わせないので、とにかく自由なので(リトルロマンス冒頭の足上げを見てください)、これは日和の特徴と言っていい部分だと思います。ジュンくんが日和に合わせつつ日和もジュンくんに寄り添っているし、かつ凪砂にも寄せている。日和がいなければEdenはもっとしっちゃかめっちゃかだったかもしれないですね。
・UNDEADについて
アンデのセトリがすき!という話です。そろそろ見たいなって思っていた曲をやってくれることに定評のあるUNDEADさんですが、今回好き曲ばかりで沸きました。
普段聞いていてもピンとこないのにライブだとめちゃくちゃ好き!という曲がいくつかあって、Darkness4はその筆頭です。コンテンポラリーみのあるダンスが好き。アンデ…踊れるんじゃん…!ってなります。多分振付は朔間零。音ハメとかBメロの拳でリズムとるとことか変則的でテクニカルですげーって見るたび思うし、あと単純にバンドアレンジがかっけ~ので好きです!
あとインモラルは現地でようやく抜かれなかった振付を確認できたのですが、2番Aメロで端っこにいる零さんがとっても自由にぐるぐる回った後、逆側の晃牙も自由にぐるぐる回っていたのが可愛くて印象的でした。
・紅月とValkyrieについて
実力を見せつけられたなと思った2ユニットです。
月下無双の振付がシンプルだった話は前回記事を参照していただきたいのですが、後半の曲の演出もかなりシンプルで。Valkyrieも後半のスクリーンが増えた時、余計な効果は必要ないと言わんばかりに減らしていたのが印象深く残っています。特に紅月夜と魅惑劇ですね。最低限の照明と背景にすることで、パフォーマンスだけで勝負する。勝負ができる。fineも歩くだけで成立するのがすごいって前に書きましたが、この2ユニットも本当に底力がすごい……同じようにスクリーンが増えた状態でのパフォーマンスだったSwitchとKnightsはむしろ背景の効果を存分に使うユニットだったので、どちらも味わえてお得でした。
・Switchについて
推しユニは今回も最高。Edenの後に見るとやっぱり上手くて大喜びでした。
MfySが最高傑作すぎる…前半のイースター・カーニバルは結成初期の曲なのでわりと振付が簡単かつシンプルなのですが、MfySは本当にワンダーゲームの頃なのでは?と思いました。縦1列に並ぶのとかEden意識してたりします?でもシンデレラやドレスの歌詞ではちょっと可愛いそぶりをするの、自分たちの武器を存分に振るっていて最高に最強です……Switchしか勝たん……
照明もすごく良くて!「そうさMagic for your Switch」のところで歌っている子のカラーのビームが動きに合わせて飛んでいくのめちゃくちゃ良かったー!魔法でした!
それからラスサビ前の「世界が変わるSwitch押すよ」で音が途切れる時、会場がシン…と一瞬静寂に包まれるんです。声出し禁止だからこそ起こったミラクルというか、これもまさに魔法というか。毎回鳥肌立ってました。
そんな私は毎日マジェマジをキメてます。
推しユニ、最強のEdenと並んでもまったく見劣りしないどころかむしろ食ってて最高!!センターをほとんど譲らない夏目くんが最高!!大好き!!!
・Knightsについて
というか、王位継承について。スタライとはちょっとずれるかもですが。
私はレオ推しですが、わりと受け入れられている方です。本人が王冠を重かった、嫌だった、向いていないと言っていて、それを下ろした今、普通に幸せそうなことがひとつ。『王さま』でなくなったとはいえわりとセンターっぽい扱いであることがひとつ。そして今回のスタライで、「Promise Swords」で、余すことなく王さまのレオくんを堪能して、満足したというのがひとつ。
プロミソのレオくんはとことん王さまだったので。私の好きな「王さまのレオくん」をふんだんに詰め込んでくれたので。意外とあっさり成仏できました。もちろん見ている時は号泣してたし寂しい行かないでって思いましたが、最後に天高く指を突き上げるレオくんの姿がものすごく輝いていたので。最高の最後を迎えて、晴れやかな気持ちになりました。
あとは司の「大丈夫」が染みたので……跪かれた瞬間毎回泣いてました。この子なら大丈夫だって、信じられました。
受け入れられないことを無理に受け入れる必要はないと思うので(苦しいものは苦しいですが!)、ひとつの体験談として受け取っていただけると幸いです。
・Trickstarについて
「1st SING-ALONG☆」の振付が見事だったので。前回記事で「振付構成の方向性は初期のもの、リベスタやチェリハピなどと同じなのですが、使われている技術はダイサマやブレスル等のキセキシリーズ楽曲で得たもの」と書いた補足をさせてください。
1番わかりやすいのは2番Aメロ最初の真パート。ちょっと曲調がふわふわしていて、実際歌詞もフワフワしているところです。今までのトリスタさんだったらここにふわふわした振付を当てていたと思うのですが、今回はむしろ弾むようなステップを取り入れています。歌詞や雰囲気を裏切るダンス、人間誰しもギャップに弱いので、ここの変化球はとても効果的でした。あとはサビもちょっと工夫がされていて、1番の歌詞で言う「運命って言えそうな」のところ。軽いジャンプを右足で4回、左足で3回して、最後のリズムでくるっと振り返るのですが(左右間違ってるかもです)、今までだったら右も左も4回きっちり同じ振りをしていただろうなと思うのです。本当に細かいんですが、そういうところに観客を飽きさせない仕掛けを感じました。
トリスタの魅力ってとにかく本人たちが楽しそうなことだと思うのですが、今回はそれに加えてパフォーマンス力も上がっていて、1stツアーから一緒に走ってきた身としてとても嬉しかったです。
・踊りたい曲について
めちゃ個人的なことなんですが!今回は圧倒的に始まりのファンタジアと凱旋歌です!!
始まりのファンタジア絶対気持ちいい。渉と同じ舞台には立ちたくないので渉パートやります。上手くできる気はしないけど。
ヴァルは全体的に得意な系統なのですが踊りたい!と思う曲とそうでない曲があって。私はラスラメ、月の館、EW、凱旋歌など、みかちゃん要素強めの曲に惹かれるみたいです。凱旋歌特に好き、というか得意です。冒頭の歩くとこやれます。オーディション受けさせてください。やらせてください!
・表情について
前回記事で多分アップデートされてる!といった既存曲の表情ですが、何人かにご協力いただいて実際変わっている部分をいくつか見つけることができました!
・GA「My voice」のレオくんと嵐ちゃんがウィンクしてる
・GA「偶然を纏ってKISSをくれる」のレオくんがウィンクしてる
・アンリミ「受け取ってほしい」の鉄虎がウィンクしてる
ウィンクしか見つけられてない!ウィンクすき!きっと他にもあると思うので情報お待ちしております。
表情だけでなく前回記事でも書いた紅月の衣装の裾とか、あと画質良くなったんじゃない?って思ってたらそもそもスクリーンが変わっていることを教えていただきました。どんどん技術力上がっているの、とても誇らしいです。
・MaMについて
※拗らせています
※ちょこっとネガティブです
現地で見た感想として、シンプルに、私はMaMのみけくんが好きだなって思いました。君印の落ちサビでライトがぱっとオレンジ色に明るくなった時、なぜだか「あっわたしの太陽だ」と思ってしまったんです。気づいた瞬間涙が出てきちゃって、それがどんどん深刻化して、最終公演では3曲目から号泣してるひとになっていました。
加えて大楽では「これがMaMラストの曲」と言われた瞬間悲しくなってしまって……なぜかといいますと、愉快痛快って実際MaMとしてリリースされた最後の曲なんですよね……あんなに明るくて希望に満ちた曲なのに、MaMはあれから日の目を見ていない。それが悲しくて寂しくて悔しくて、ステージ上のMaMはこんなにも輝いているのに今はそれが失われているなんて世界の損失だと思って、やっぱり号泣してしまいました。ただどのユニットにも手を抜くわけにはいかないので、直後の2winkさんには全力でサイリウム振らせていただきました。
三毛縞くんへ向ける感情が複雑骨折してて自分でもなにがなんだかという感じなのですが、とりあえずただただMaMが好きという結論に至れたことは良かったです。
あと前回記事のRT先でちょくちょく「MaMのお手振り左右逆になること多くてあれ?ってなってたけどただ雑なだけだったのか〜」って言ってる方見かけて笑顔になりました。奴、人に合わせる、人を合わせるという気持ちがないので…ふぇすてぃぶ間奏の手拍子もあれ煽ってるんじゃなくて自分が叩きたくて叩いてるだけだし…まぁついていきますけど…!
それに私はそのせいで会場のペンラが左右ばらばらになるのも自由でお祭りっぽくて良いなと思いました。左右に煽られないとこでも左右振りしてる人いたし、普通にリズムに乗って縦振りしてる人もいたし。私は愉快痛快のサビでぐるぐる回すのがお気に入りでした。そういう何やっても良いんだな感もMaMのライブの魅力のひとつ!と思っています!
・おわりに
つらつら書いてきましたが一旦スタライ5thについては以上です。また何か出てきたらTwitterとかに書きます。
大楽の後アナで英智くんに「愛してくれてありがとう」と言われた瞬間涙腺が決壊しました。何よりも聞きたかった台詞であり、何よりも伝えたい言葉だったので。こちらこそ、なんですよね。
出会ってくれてありがとう。アイドルになってくれてありがとう。愛させてくれてありがとう。今回の出演者全員に、そして9月に豊洲で会える8人に言いたいです。
あんさんぶるスターズが、スタライが大好きです。少しでもこの気持ちが伝わるといいな。
全12公演本当にありがとうございました!!夢の先でまた会おうね。