なんか話したかったりすること

したい話だけをする

【ひとりごと】繊細らしい

からだも、こころも。

 

所謂気象病というやつで、低気圧/高気圧どちらもダメだし、湿度の高い日もダメになる。頭が痛くなって、リンパ腺も痛くなって、息苦しくて気持ち悪くて気分も沈んで、体を縦にしてるのがむり!って状態になってしまう。それが結構な頻度で起こるし、梅雨とか台風の時期は毎日こんな調子だから、元気百倍!で過ごせる日が1年間のうち100日くらいしかない気がしてる。

わたしはチーズが嫌いで、それを話すと「人生の半分損してるよ!」って言われることがよくあるんだけど、チーズなんかよりこの体質のせいで人生の半分を損失している。と思う。

母には「地球と連動して生きてるんだねぇ」って言われてる。地球の呼吸に体が繊細に反応しちゃうんだねって。かっこいい言い方だけど別にうれしくない…

いろんな病院を受診して、漢方や予防薬での治療もずっと続けてるけど、あんまり良くなってる気はしない。そもそも体質だから寛解は難しいんだと思う。うまく付き合っていくしかないんだろうけど、この先一生この体質で生きてかなきゃいけないと思うと鬱々としちゃう。

他にも季節の変わり目!とか寒暖差!とか言われてる時は基本倒れている。花粉症だけは春の飛び始めの時期にガッときてガッと去るからましかもしれない。あと病気はしない。そのわりに常に体調悪いのもどうかと思うけど…

 

こころの方は、HSPって気質みたい。これは診断を受けたわけじゃないけど、本やネットで調べた感じ当てはまる項目が多すぎるからそうなんだなって思ってる。簡単に言うと視覚や聴覚が過敏で、いろんな刺激を受けやすい特性を持つひとのこと。らしい。

わたしは中でも聴覚が敏感で、ひとつ例を挙げるとテレビの音がどうしても無理になる時がある。気持ち悪くなって、気が滅入ってしまう。あとこれは現場至上主義オタクとして致命的なんだけど、大きい音が苦手だからライブとか観劇中に気持ち悪くなることがあるし、終わったあとは決まって頭が痛くなる。多分これは強い光からも刺激を得てそうだけど、それにしても致命的すぎる。

あと、他人の感情を必要以上に受け取りすぎてしまうきらいがあって、これでずっと苦しんでいる。共感性が強すぎて、ひとの悲しみも怒りも全部自分ごとみたいな気がしてしまう。仕事で後輩が怒られてるところに居合わせるのがとってもしんどいし、自ジャンルの炎上に毎回心痛めて疲弊している。「他人の人生!」って自分に言い聞かせようとしてるけど、なかなかうまくいかなくて、疲れる。

HSPについては悪いことばかりじゃなくて、ひとより視野が広くていろんなことに気づきやすいから、誰かのやってることを見て覚えるっていうことに長けている。気が利いて助かるって褒められることも多い。ただ気づいたこと全部自分でやろうとしてパンクしちゃうこともあるから、兼ね合いは難しいところ。

 

幸いなことにわたしが繊細なことについては家族からも職場からも理解を得られていて、いろいろと配慮や協力をしてくれている。ほんとにありがたいなって思うと同時に、いつまでわたしはこの体質と気質で周りに迷惑をかけ続けるんだろうとも思う。毎回悔しいし情けないよ…

人生ままならない。繊細さんたち、この世界でどうやって生きてますか?